スギ花粉症の舌下免疫療法を始めたパパの体験記

花粉症に悩むパパへ

毎年春になると、鼻水や目のかゆみに悩まされていませんか?
私も子どもと公園で遊んでいても、くしゃみや鼻づまりで集中できず、思わずイライラしてしまうことがありました。

そんな私が試してみたのが「舌下免疫療法(SLIT)」。最初の数日は何も感じないこともありましたが、2〜3日目に軽い症状が出たりしてドキドキ。でも体験してわかったこともたくさんあります。

この記事を読めば、舌下免疫療法の始め方や初期症状への対応、通院のポイントまでわかりますよ。


舌下免疫療法とは?

舌下免疫療法(SLIT)は、花粉やダニなどのアレルゲンを少量ずつ体に慣らして、アレルギー反応を起こしにくくする治療法です。
毎日、舌の下に薬(エキス)を置いて数分待つだけ。自宅で継続できるのが大きなメリットです。

スギ花粉症の場合、代表的な薬は次の2つです。

  • シダキュア(スギ花粉症用)
  • ミティキュア(ダニアレルギー用)

治療を始めるタイミング

スギ花粉症の舌下免疫療法は スギ花粉が飛んでいない時期(6〜11月頃) に始めるのが基本です。
花粉が飛んでいる時期に始めると、症状が悪化するリスクがあるため、治療は落ち着いた季節からが安心です。


通院の流れ

  1. アレルギー検査
    採血などでスギ花粉症かどうかを確認します。
  2. 初回投与(病院で実施)
    医師の立ち会いのもと、最初の1回を舌下に投与します。副作用が出ないか30分ほど院内で経過観察します。
  3. 自宅での継続
    問題がなければ、翌日から自宅で毎日服用。1日1回、同じ時間帯に行うのが理想です。
  4. 定期通院
    1〜2ヶ月に一度、薬の受け取りや経過確認のために通院します。

実際に始めてみた感想

初日はほとんど何も感じませんでしたが、2〜3日目に少し喉の違和感や鼻水が出ることがありました。
まるで軽い風邪のような感覚。最初は不安もありましたが、医師に相談すると「よくある初期反応」とのこと。数日で落ち着きました。


よくある症状

  • 鼻水・くしゃみ
  • 喉や舌の違和感
  • 口や舌のかゆみ
  • 軽いだるさや微熱

対応のポイント

  • 強い症状でなければ薬は継続OK
  • 抗ヒスタミン薬を一時的に併用してもよい
  • 発熱や息苦しさ、全身の蕁麻疹が出た場合はすぐ受診

舌下免疫療法を受けられる医療機関の探し方

舌下免疫療法は、どの耳鼻科でも受けられるわけではありません。
「舌下免疫療法 + 地域名(例:森下、両国、清澄白河など)」で検索すると対応医院を見つけやすいです。

また、以下のような病院が目安になります。

  • アレルギー科、耳鼻咽喉科の専門医が在籍している
  • シダキュア(スギ舌下錠)の取り扱いがある
  • 初診時にアレルギー検査をしてくれる

続けるコツ

舌下免疫療法は 最低3年、理想的には5年 続けることで効果が安定します。
毎日の服用を忘れないよう、スマホのリマインダーを活用したり、歯磨きのタイミングとセットにすると続けやすいですよ。


まとめ

  • 舌下免疫療法は花粉症を根本から改善する治療法
  • 始めるのは花粉の少ない6〜11月がおすすめ
  • 初期は軽い症状が出ても慌てず継続を
  • 3〜5年の継続が効果のカギ

一歩踏み出して、来年の春をもっと快適に

舌下免疫療法は、続けることで「花粉に負けない体」をつくる治療です。
私もまだ途中ですが、来年の春が今から少し楽しみになっています。
同じように悩むパパ・ママの参考になればうれしいです。


今日も無理せず一歩ずついきましょう!

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